ライトニングネットワークへのビットコイン流動性提供の備忘録

ライトニングネットワークへのビットコイン流動性提供の備忘録

ライトニングネットワークで調査や試したいことがあるんだけど、中々まとまった時間がとれない(・_・、)

ライトニングネットワークへのビットコイン流動性提供のニーズはあるはずで、各LSP(Lightning Service Provider)は結構利益が出ていると思う。LSPをカテゴリ毎に分けると

  • カストディアルウォレット
    • BluewalletやWalletofSatoshiは送金額の0.3%を手数料として得ている。一日に1BTCの送金と仮定すると(実際はもっと多いと思う)、0.003BTC(約1万円)の収益
  • ノンカストディアルウォレット
    • Eclair mobile, Breezなどは開発元が巨大なルーティングノードを運営しており、大元とのチャネル接続によってルーティング手数料を得ている。例えば、ACINQのルーティング手数料は0.05%なので、一日に1BTCのルーティングがあると仮定すると、0.0005BTC(約1600円)
  • Lapp
    • Y'allsなどのLappサービスを提供するノードも多くの流動性を提供している。Y'allsノードのルーティング手数料は0.5%で、一日に1BTCのルーティングがあると思われるので、0.005BTC(約1.6万円)
  • クジラノード
    • LNBIGやACINQなどのクジラノードはその潤沢な資金を使って多くのチャネル開設をしてきた。LNBIGは最近までルーティング手数料をほぼ0にしたり、リバランスを怠っていたみたいだが、運用を再開したら、一日に0.5BTCのルーティングがあるらしく、15,000sats(約500円)の収益

かなりラフだけど、上記のカテゴリ別にツイッターから情報収集すれば、現状のライトニングネットワーク上でのトランザクション量やルーティング手数料などが分かると思う。以下はLNBIGに関しての情報です。

以下は自分がノード運用をしていてチャネル流動性が飽和や枯渇した場合、どうやってリバランスするかのメモ

  • チャネル開設/閉鎖手数料とルーティング手数料の損益分岐点
    • 手数料10,000sats (= 2 * 10sats * 500vB)
    • ルーティング手数料が10,000越えるまでの期間は?
  • リバランス手数料とルーティング手数料の損益分岐点
    • 巡回ペイメントによるリバランス
    • サブマリンスワップによるリバランス

この続き : 0字 / 画像 0枚
100

会員登録 / ログインして続きを読む

関連記事

記事を書いた人

ちょビットコイナー nostr id: npub1l83ycz54gng3nd8suvww43fardjsca37x7z5rcwlmeqzudg027fqe9hwaa

SNSにシェア

このクリエイターの人気記事

LNノードの運用益はどれぐらい?パート1

1829

【Muun】ちょっと変わったライトニング搭載ノンカストディアルウォレット

1797

LNノードの運用益はどれぐらい?パート3

1095